15年目の握手

12月というのは僕にとってとっても重要な月。

12月9日がオケイオープンの日。

そして自分にとって大きな日が12月5日。

この日は初めての社員である、中田洋平が初出勤した日。

いやーあの感じは震えた。

家もなく、お店に住みながら開業を決めていた自分。

それから数カ月は家もなく過ごした。

12月5日も準備やら何やらですでにお店に泊まっていた。

チャリチャリンってドアが開く音がして中田がヘルメットを持って入ってきた。

「おはようございます」

そして初出勤して、仕込やいろんな準備をして。家族に紹介して。

毎日毎日、本当に色んなことがあったけど、少しずつ積み重ねた信頼関係。

シェフとオーナ―でありフロアである自分。

彼も色んなことを思っていただろうが今でも互いを敬い続けている。

12月5日になると、1年目も2年目も、中田にはアリガトウって気持ちを伝え、

手紙を渡し、握手をしてもらうんだ。

僕よりもでかく、太く、分厚い手。

いつも彼の右手を自分の右手と合わせて、1年後に感じることがある。

今ではこの12月5日を中田への感謝の日として、必ず彼に会いに行っている。

15年間欠かしたことはない日。

そしてもう一つ、スタッフへの感謝の日としている。

中田という人が入り、今があるオケイ。

そこからみんなが積み重ねてくれたから今がある。

だから、感謝の日。

沢山の仲間ができた15年。その中心にスタッフがいる。

今色んなことを動かそうともがいている。

もちろん全部うまくいくことはないと思う。

でもいいんだ、今やれることをやり、もがくから。

そのチャレンジも全部この12月5日から始まった。

人を大切にすること、伝えること。家族として守ること。

全部中田に教わった。中田がいるからここにいる。

また勇気がわいた。僕にとってはスーパーヒーローが中田なんだ。

あの日、出勤してくれてありがとう。

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15年目の握手

 

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