pizzeria-okei2008-02-06

okeiを出店したとき。
僕はピッツァを自分で焼いて出したかった。

前の店でもそうしてきたし、自分の味で出したかったから。

でもできなかった。

最初は少しやれたがすぐにダメになった。

それはホールをやってピッツァを焼くことがこのお店では不可能だったから。
長野で焼いているときはそれが出来ていたが、立場が違う。

自分がオーナーとしてお店にいる以上お客様の目線でいたいから・・・。

そして2年が経った。

この店で働いていたスタッフがイタリアにピッツァ修業にいって、帰ってきたり、
この店でピッツァを覚えたものが四国でピッツェリアをオープンしたり・・・。

この店でそういう独立心やポジティブな行動へ移せる何かを学んでくれたことを
本当に感謝している。

そしてピッをここで覚えたこと。
覚えさせられたことは自信になった。

誰かの夢をかなえる手伝いができたって・・・。

しかしその代償もあった。
僕がピッツァを焼けなくなっていっている。。。

やはり覚えたものは続けないと何もならない。
元に戻すには同じようなことを繰り返さなければならない。

それを受け止めた去年の12月。

僕はオーナーとして恥ずかしい行為だし、こうしてここに書くことも恥ずかしいが
また一からピッツァを学んだ。
一からではないが、気持ちはそうだった。

営業中は難しいので終わった後、残った生地でやらせてもらった。
中田君にわからなくなったら聞きながら・・・。

ふと思い出すと初めてピッツァを学んだお店での光景が戻っていた。
中田君に教えてもらったときを。
あれは3年くらい前になるな。。

そして最近、中田君からもOKのピッツアを焼けるようになった。
なんか初めてお客様に出したピッツァの時のような気分だった。

前向きになれた感じがした今日だった。
特に今日は良いピッツァが焼けた。

あの頃。
毎日帰宅してからタオルを回したり、ホウキで皿を回したり、
色んなことして出来ない時間をできるだけピッツァを焼けるようになる時間へ費やした。

苦しかったのかもしれないけど必至だったから。

楽しかった。

僕にとって楽しいことは辛いこと。
辛くないと楽しくないから。

楽して得る楽しさはすぐに飛んで行ってしまうでしょ?
でもそうでない楽しさは今でもずっと奥の方にくすぶっていたり、
あるとき爆発したり、また火をつければ煌々と燃え続けてくれるもの・・・

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