冤罪

こう見えても僕は法学部を卒業した。
もちろん、全く身になっていないが、一つだけ覚えていることがある。
冤罪について。
無罪なのに逮捕されて犯罪者として扱われることを言う。

先日、深夜番組で冤罪について放送していてつい見てしまった。
大学の時も、本当に辛いなーと思っていたが、今見ると余計に感じる。

今なお冤罪というのは続いており、検察側がそれを分りつつも、押し通すやり方をしたり・・・と本当に何を信じていいのか分らない。

45年冤罪にて牢屋に閉じ込められ、無罪が証明されて出所。
ありえないでしょ。

そして出所してからまともな仕事を出来るわけでもなく、牢屋に入っていたから年金も払っていなかったため、生活補助を受けるだけで6万円しかもらえない生活。
そして今年夏、その方はそのまま死んでいったという、一人で。

彼の45年という歳月は誰が何と言おうと失われたのだ。

よく考えてみよう。
朝起きたら警察に手錠をかけられ、わけの分らない取調べを受け、暴行を受けながら、やったと言わないと楽にならないといわれ続け、もうそれを逃れたい一心で犯罪者となり、45年牢屋で暮らす。家族からも見放され、友達もいなくなり、45年後にやっぱり無罪でした、と言われる。

大学の時、そんな夢を何度も見た。
それくらい衝撃的だった。

そこに警察の「逮捕しなきゃ」という犯罪者に見立てたいという考えがあったり・・・。警察の見得のために人生を失う人間がいるということ。

今の自分がいかに幸せで、いかに無防備で、いつどうなるかわからないということ危機感にかけているということを身につまされた。

そんな大きなことは出来ないし、救うとか出来ないと思うけど、
今自分の周りに存在する人達を信じる心は忘れたくない。

人を信じられなきゃ自分も信じてもらえない。
信じてほしいなら信じなきゃいけない。

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