夢人島での涙

サザン主催の夢人島フェスから帰ってきた。

一言では言えないほど様々なことがあった。
僕自身にとっては本当に一生に残るほど沢山の要素が詰まった2日間だった。

細かいことはここで書くことではない。
でも書かなければならないことがある。

僕はサザンのライブ中、あまりに色んなことが頭に押し寄せてきて
涙が溢れてきた、そして立ちすくんでしまった。
周りには抱きかかえられるし、その後も涙が止まらなかった。
たぶん一人だったらうずくまって立てなかったであろう。

その理由。

オープンする5日前。
サザンがキラーストリートというアルバムを引っ提げてのライブがドームで行われた。
迷ったが沢山迷ったが、行かなかった。
準備もあったが、シェフがいけなくなったこともあった。
前の店の都合でやめる時期が引き延ばされたから。

初めてのお店。
二人で始めることになったお店。
少なくても二人の足並みは揃えておきたかった。
彼がここに来ることを決めてくれたことへの気持ちでもあった。

そしてその時、彼に約束した「次は必ず連れて行く」と。

それから12月〜4月。
ずっと2人だったため、休みもなかなかとれず、2人で倒れたことも何度かあった。
気づいたら11時で、急いで片付けて開店・・とか。

でも今となれば、3人体制になり、お客様も増え、忙しく過ごしている。
これがずっと続くとは思っていない。
でもこのお店が今こうしていることへは本当に感謝している、スタッフに。

みんなで必死に考えて変貌してきたokei。
時間は短いけど確実に良くなっていると思う。

夢物語が叶ったokeiで働いてくれる人達とお店の毎度あがってくれるお客様。
本当に一生忘れずに生きていきます。

こんな思いを胸に僕はサザンのライブを見た。
往年のヒット曲が続き、新しいアルバムからの曲が流れた・・・・・・・・。

全てが僕に星くずのように降り注ぎ、僕は泣いてしまった。
あの場で大声で泣きたかった。
もう我慢もならなかったんだ。

あの時あの場所でみんなで見れている自分。
そしてあの約束の場所に彼を連れて来られたこと。
1年前では全く考えられない自分が浜名湖に居た。

桑田さんが口ずさむキラーストリートが僕にまっすぐに届いた。
少なくてもあの瞬間だけは僕があの中で一番自分の幸せを感じていた。

okeiというあだ名を名乗る人が既に5人はいる。
そしてお客様からもokeiは美味しいから、楽しいから・・・。

僕の名前が色んな使い方をされている。

そんなことを幸せに思える自分も幸せで
自分なりに自分を信じて歩いてきたことが
キラーストリートが再認識させてくれた。

そして、僕はお店をやる前に飲食業の大先輩ゲンタさんと話している時に

「もうみんなを束ねたり、数十人百人単位で色んなことをしてきたようなことは
できないかもしれませんね。だって僕はいっぱいいっぱいになるだろうから」

と僕が話したらゲンタさんに一喝された

「お前が集めたこの百人くらいのメンバーはお前が居なくちゃここにもいない。
ここにいる人達のお陰で今があるんだから、続けろ!」

だからその時から逃げるようなことは言わず、前と同じ以上のことをして行こう
と決心した。

その自分への誓いも約束も守れた。

あの涙は約束の涙だった。。。

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