楽しませることは辛いこと

2年前まで広告代理店に勤めていた僕。
入社二年目に学んだことが今でも大きく役に立っているというか、僕の人間形成を構築した一つである。

目の前のデスクには風貌はイタリア人のようなすごく持てるプレイボーイ先輩がいた。
彼は飲み会、送別会、歓迎会、結婚式、二次会など様々なことへの執着心が強く、
それがどれだけ大事で何よりも尊重すべきかを教えてくれた。

その時の彼の名言。

「人を楽しませることやそういう場を仕切ることは大変なこと。
10人楽しむためには誰かが苦労や嫌な思いをしなきゃ出来ない。
準備中は見返りのない徹夜や休みを削ってその準備をしていく。
でもそれが実れば大きな幸せがみんなにやってくるんだ」

そしてそういう場を任されることが仕事が出来ること。
信用されていることだと。

それから僕はとにかくお祝い事など様々な行事をやってきた。
結婚式プロデュース、司会、歓送迎会、お誕生日会・・・。

とにかく仕事に出来るような感じで・・・。

たしかに辛いことが多かった。
他人へ全てを投資するばかりに彼女との喧嘩は耐えなかった。
でもそれが僕だと貫いていた(いいかどうかは別として)

今。

お客様に楽しんでもらうことが、自分の幸せ。
そのために寝不足になることもあるし、体調が悪くても休めない自分がいる。

でもその気持ちが多くの人を幸せに出来ると信じ、この小さなお店で
精一杯生きようと思う。

一度でもこの店に来てくれた方がほんの少しでもこのお店を後にするとき
幸せになっている何かを作りたい。
もし今あるならそれを失いたくない。

そのためなら僕は何もいらない。

だってそれが全てだから。

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